🏠 IT×リモートワーク

ITエンジニアは 在宅・リモートできる?

執筆・編集 KOROPOP GAMES編集部
🔄 最終更新 2026/9/30 🔎 制度・資格・給与などは 公的機関・公式情報を優先して確認

「ITなら家で働ける」 というイメージはありますが、 実際には職種・担当業務・会社によって かなり違います。

更新:2026年9月30日

結論: IT職=フルリモートではありません。

リモートしやすさを決めるのは、 PCだけで完結するか、 現地機器を触るか、 利用者への対面対応があるか、 セキュリティ上社外から作業できるか、 会社がリモート勤務を認めているか です。

「IT業界かどうか」より、 その求人の仕事が どこで完結するのか を見る方が正確です。

そもそも日本では どのくらいテレワークしている?

国土交通省の 「令和7年度テレワーク人口実態調査」では、 雇用型就業者のうち、 直近1年間にテレワークを実施した割合 は全国で

16.8%

とされています。

2025年度調査。 2025年10月に就業者を対象として実施された WEB調査で、有効サンプル数は40,000人です。

これは IT職だけの数字ではありません。

ただ、 「働く人の大半が 完全在宅になっている」 という状況ではないことは分かります。

IT業界でも、 会社や仕事によって 出社中心、 週数日リモート、 フルリモートなど 働き方は分かれます。

リモートしやすさを決める 6つの条件

💻 PCだけで完結するか

オンライン上で 作業を完結できるほど リモートとの相性は上がります。

🖥 現地機器を触るか

PC交換、 サーバー設置、 配線などがあると 現地対応が必要です。

👥 対面対応があるか

社員サポート、 会議室機器、 受付端末など 対面作業がある求人もあります。

🔐 セキュリティ

重要システムや 機密情報を扱うため、 社外接続を制限する会社もあります。

📚 経験値

一人で判断できる範囲が どの程度あるかで 働き方が変わる場合があります。

🏢 会社制度

仕事内容がオンライン化できても、 会社の勤務ルールが 出社中心の場合があります。

同じ職種でも、 会社が違えばリモート頻度は変わります。

だから 「クラウドエンジニアなら絶対在宅」 のように 職種名だけで決めないことが重要です。

IT職種別| リモートとの相性を比較

職種 相性の目安 リモートしやすい業務 出社が必要になりやすい業務
Web・アプリ開発 比較的高め 設計、 コーディング、 レビュー、 オンライン会議 研修、 一部顧客対応、 会社制度による出社
クラウド 比較的高め AWS等の設定、 監視、 構築、 運用 顧客ルール、 セキュリティ、 チーム方針
インフラ 業務次第 OS設定、 クラウド、 遠隔監視、 設計 サーバー設置、 交換、 データセンター作業
ネットワーク 業務次第 遠隔設定、 監視、 設計 配線、 機器交換、 現地構築
社内SE 会社次第 SaaS管理、 アカウント、 システム企画 PC対応、 会議室、 社内機器、 社員の対面支援
ITヘルプデスク 案件次第 電話、 メール、 チャット、 遠隔操作 PC交換、 キッティング、 対面サポート
SOC・セキュリティ 環境次第 ログ監視、 分析、 調査 セキュアルーム、 機密環境、 会社ルール

この表は 職種名だけで勤務形態を断定するものではありません。 実際のリモート可否は 企業・案件・担当業務によって異なります。

未経験で 「フルリモートだけ」に絞るときの注意点

リモートを希望すること自体は問題ない

通勤時間、 家庭事情、 集中環境など、 働き方を重視して 求人を選ぶのは自然です。

条件を絞りすぎると 比較できる求人が減る

「未経験」 「希望職種」 「勤務地」 「給与」 「フルリモート」 をすべて必須にすると、 候補が少なくなる可能性があります。

未経験者は 「フルリモートかどうか」だけでなく、 最初の1〜2年で 何を経験できるかも見る。

研修、 質問先、 担当技術、 キャリアの広がりが 弱い求人なら、 在宅できても 長期的には自分に合わない可能性があります。

最初は 週1〜3日リモートの ハイブリッド求人まで候補に入れ、 仕事内容と教育体制を比較する方法もあります。

30秒| その「リモート可求人」は 本当に希望どおり?

求人票で 分からないものにチェックしてください。

求人票の 「リモート」「在宅」の読み方

フルリモート 出社なしを意味するように 使われることがありますが、 研修や緊急時の出社条件も確認。
完全在宅 自宅勤務中心でも、 対象地域や出社条件を確認します。
リモート可 月1回だけの場合も、 週数日の場合もあります。 頻度を確認。
ハイブリッド 出社とリモートを 組み合わせる働き方。 曜日固定か自由かも確認。
原則リモート 「原則」の例外条件を確認。 顧客先出社などがある場合も。
相談可 制度として保証されているのか、 上司・案件判断なのか確認。

大事なのは 言葉のイメージではなく、 「実際に月何日出社するのか」 です。

リモート求人で 面接時に聞きたい7つ

現在このチームでは 週何日出社していますか?

制度ではなく 実際の運用を確認できます。

研修期間中も リモート勤務できますか?

入社直後だけ 毎日出社の求人もあります。

配属先によって 出社日数は変わりますか?

客先・部署による違いを確認。

緊急時に 出社するケースはありますか?

障害対応や機器交換などを確認します。

リモート勤務に 経験年数などの条件はありますか?

独り立ち後のみ対象、 という制度も確認できます。

PC・モニター・通信費の 支給制度はありますか?

自宅勤務の環境面を確認。

リモート勤務のルールは 就業規則等で決まっていますか?

一時的な運用なのか、 制度として定められているかを確認します。

リモート勤務と 相性を感じやすい人・ 注意したい人

相性を感じやすい人

  • 自分で作業予定を管理できる
  • 分からない時にチャット等で質問できる
  • 文章で状況共有できる
  • 自宅で集中できる場所を確保できる
  • 進捗を自分から報告できる
  • PC・ネット環境を管理できる

注意したい人

  • 分からなくても質問せず止まってしまう
  • 対面で教えてもらう方がかなり理解しやすい
  • 家では集中しにくい
  • 仕事と私生活を分けるのが難しい
  • 一人で長時間働くと孤独を感じやすい

この場合も フルリモートが無理という意味ではありません。 ハイブリッド勤務の方が 合う可能性もあります。

未経験から リモートIT職を狙うなら この順番で考える

職種を先に決める

開発、 クラウド、 インフラ、 社内SEなど、 まず仕事内容で候補を絞ります。

求人を20件程度見る

同じ職種でも リモート頻度が違うことを確認します。

教育体制と実務経験を比較

未経験なら 在宅日数だけでなく 教えてもらえる環境も重要です。

ハイブリッドも候補にする

希望に合えば、 週数日出社の求人まで広げて比較します。

経験後の働き方も見る

入社時は出社中心でも、 独り立ち後に リモートへ広げられる会社もあります。

→ 未経験IT転職の総合ロードマップ

職種選びから考えたい人へ

よくある質問

ITエンジニアなら フルリモートできますか?

必ずではありません。 仕事内容、 会社制度、 セキュリティ、 現地作業の有無などで変わります。

未経験から フルリモートIT転職はできますか?

求人はありますが、 フルリモートだけを必須条件にすると 候補が少なくなる可能性があります。 仕事内容と教育体制も比較してください。

インフラエンジニアは リモートできますか?

クラウドや 遠隔管理で完結する業務では リモート勤務と相性があります。

一方、 物理サーバーや ネットワーク機器の設置・交換では 現地作業が必要になります。

社内SEは 在宅しにくいですか?

会社によります。 SaaS管理やシステム企画など オンラインで進めやすい仕事もありますが、 PC交換・対面サポートなどで 出社が必要な場合があります。

ヘルプデスクは在宅できますか?

電話・メール・チャット・遠隔操作中心なら リモート可能な求人があります。 PC交換や対面支援を担当する場合は 出社が必要です。

リモート可と書いてあれば ずっと在宅できますか?

そうとは限りません。 出社頻度、 研修中、 緊急時、 配属先変更後の扱いまで 確認してください。

参考情報・編集方針

テレワーク全体の状況や 労務管理については 国土交通省・厚生労働省の 公開情報を確認しています。

国土交通省の16.8%は IT職に限定した数値ではなく、 雇用型就業者全体の 直近1年間のテレワーク実施率です。 各IT職のリモート可否については、 職種名から一律に断定せず、 仕事内容・会社制度・セキュリティ・ 現地対応の必要性で整理しています。 応募時は 各企業の最新求人情報と 勤務制度をご確認ください。