📝 未経験IT転職

未経験IT転職の 志望動機の作り方

執筆・編集 KOROPOP GAMES編集部
🔄 最終更新 2026/9/30 🔎 制度・資格・給与などは 公的機関・公式情報を優先して確認

「ITは将来性がありそうだから」 「未経験でも成長できそうだから」 だけでは、 自分と応募先とのつながりが 見えにくい志望動機になりがちです。

未経験者ほど、 すごい経験を作ることより 今までの経験と これからやりたい仕事を 一本につなげること が大切です。

更新:2026年9月30日

結論: 志望動機は4つで作れます。

① ITを目指したきっかけ
② すでに始めている行動
③ 前職で活かせる経験
④ なぜその職種・会社なのか


この4つを 事実ベースでつなげれば、 「未経験だから何も書けない」 状態から抜けやすくなります。

志望動機で 「立派な話」を作る必要はない

未経験IT転職では、 華やかな実績がないこと自体は 珍しくありません。

むしろ、 実際にはしていない勉強や 大げさなエピソードを足すより、 本当に経験したこと・ 今していること を使う方が、 面接でも説明しやすくなります。

志望動機は 「ITが好きです」 という作文ではなく、 自分の過去・現在・未来と 応募先をつなぐ文章。

未経験ITの志望動機は 4ステップで作る

1 きっかけ

なぜIT職を 考えるようになったのか。

2 現在の行動

勉強、 資格、 PC操作、 求人研究など。

3 前職の強み

説明、 調整、 トラブル対応、 正確性など。

4 応募先との接点

仕事内容・技術・ キャリアとのつながり。

基本形

「○○という経験からIT分野に関心を持ち、 現在は△△を学んでいます。 前職で培った□□を活かし、 御社の○○業務で経験を積み、 将来的には△△を担当したいと考えています。」

厚生労働省の マイジョブ・カードでも、 自分のキャリア・プラン、 企業の事業内容、 両者の接点を整理し、 そのために現在どんな努力をしているかを 考える方法が案内されています。

30秒| 志望動機の材料整理ツール

自分に近いものを選ぶと、 文章の「骨組み」を作れます。

生成結果はそのまま提出せず、 応募企業の仕事内容と 自分の具体的な経験に置き換えてください。

前職経験は IT向けに言い換えられる

IT経験がないからといって、 これまでの仕事が 全部リセットされるわけではありません。

前職経験 IT職につなげやすい強み 使いやすい職種例
接客 ヒアリング、 説明、 クレーム対応、 相手に合わせた対応 ヘルプデスク、 社内IT
営業 要望整理、 提案、 顧客調整、 進捗管理 社内SE、 ITサポート、 将来の上流工程
事務 PC操作、 正確性、 文書作成、 データ管理 ITサポート、 ヘルプデスク
設備・保守 障害対応、 原因切り分け、 安全確認、 報告 インフラ、 ネットワーク
製造 手順順守、 品質確認、 改善、 ミス防止 運用、 インフラ、 ITサポート
物流 優先順位、 正確性、 チーム連携、 進捗管理 運用、 ヘルプデスク
「前職がITじゃない」 ではなく、 「前職のどの行動が 応募職種でも使えるか」 を探す。

職種別| 未経験ITの志望動機例文

ITヘルプデスク

説明力 ヒアリング PC
例文 接客業でお客様の状況を聞き取り、 相手に合わせて説明する仕事を経験する中で、 困りごとを解決する仕事にやりがいを感じてきました。 現在はITの基礎知識や PC・ネットワークについて学習しています。 これまで培ったヒアリング力と説明力を活かし、 まずは問い合わせ対応やPCサポートを 確実に身につけ、 将来的にはアカウント管理や 社内IT運用にも担当範囲を広げたいと考えています。

→ ヘルプデスクの仕事内容

社内SE・社内IT

業務改善 調整 社員支援
例文 前職では 複数部署との調整や 業務手順の改善に関わる機会があり、 ITを使って社内業務を支える仕事に 関心を持つようになりました。 現在はIT基礎と ネットワークについて学習しています。 前職で培った調整力と 相手の要望を整理する力を活かし、 社員のITサポートから経験を積み、 将来的にはシステム導入や 業務改善にも携わりたいと考えています。

→ 未経験から社内SEへ

インフラエンジニア

安定稼働 Linux 切り分け
例文 前職で 設備トラブルが起きた際に 原因を一つずつ確認し、 関係者と連携して復旧する業務を経験したことから、 システムを安定して支える仕事に 興味を持ちました。 現在は ネットワークとLinuxの基礎を 学習しています。 これまでの確認力と トラブル対応経験を活かし、 まずは運用業務を身につけ、 将来的には構築にも携わりたいと考えています。

→ 未経験からインフラへ

ネットワークエンジニア

TCP/IP 通信 原因究明
例文 PCやネットワークのトラブルを調べる中で、 端末同士が通信する仕組みに興味を持ち、 ネットワーク分野を志望しています。 現在は IPアドレス、 TCP/IP、 DNSなどの基礎を学習しています。 前職で培った 手順を守って正確に作業する力を活かし、 まずは運用・監視から ネットワークの実務経験を積み、 構築へ担当範囲を広げたいと考えています。

→ ネットワークエンジニアを見る

クラウドエンジニア

AWS Linux 自動化
例文 企業のシステムで クラウド利用が広がっていることを知り、 インフラを柔軟に構築・運用できる仕組みに 関心を持ちました。 現在はAWSの基礎に加えて、 Linuxとネットワークを学習しています。 まずは インフラ運用の基礎を確実に身につけ、 将来的にはクラウド環境の 構築や改善にも携わりたいと考えています。

→ 未経験からクラウドへ

SOC・セキュリティ

ログ 分析 セキュリティ
例文 情報セキュリティの重要性を知る中で、 異常を早期に発見し、 企業のシステムや情報を守る仕事に 関心を持ちました。 現在は ネットワーク、 OS、 セキュリティの基礎を 学習しています。 前職で培った 小さな違いを確認する力と 正確な報告を活かし、 まずは監視・分析業務から 実務経験を積みたいと考えています。

→ SOC・セキュリティを見る

例文は そのまま提出するための文章ではありません。 自分が実際に経験したこと・ 勉強していることへ置き換えてください。

弱くなりやすい志望動機と 直し方

NG:将来性があるから

「IT業界は将来性があると思い志望しました。」

弱い理由

本人の経験や 応募職種との接点がありません。

改善

実際にITへ関心を持ったきっかけ、 今学んでいること、 応募職種で活かせる経験を足します。

NG:手に職をつけたい

「手に職をつけられると思ったためです。」

弱い理由

ITでなくても成立する文章です。

改善

なぜインフラ、 ヘルプデスクなど その仕事を選んだのかまで具体化します。

NG:在宅で働きたい

「リモートワークができるため志望しました。」

弱い理由

仕事内容への関心が見えません。

改善

働き方は希望条件として整理し、 志望動機では 仕事内容との接点を中心にします。

NG:勉強していないのに書く

「現在AWSとLinuxを勉強しています。」

実際には何もしていない

改善

嘘を足すより、 今日から少し学習を始めて 実際にした行動を書く方が安全です。

会社ごとに 必ず変えたい3か所

その会社の仕事内容

求人票から 「具体的に何を担当する会社か」 を拾います。

自分との接点

仕事内容の中から 前職経験や現在の学習と つながる部分を探します。

入社後やりたいこと

求人に存在しない仕事を 勝手に書かず、 実際の業務から将来像を作ります。

会社名だけ差し替えて 10社へ送れる文章なら、 もう一段具体化する。

志望動機は 何文字くらい書けばいい?

応募フォームに 文字数指定がある場合は、 その条件を優先してください。

文字数そのものより、 必要な要素が入っているかが大切です。

長さ 入れたい内容
約200字 きっかけ+現在の行動+強み+応募先 をかなり短くまとめる
約300字 前職エピソードを少し具体化しやすい
約400字 きっかけ・行動・強み・応募理由・将来像まで 比較的入れやすい

指定文字数がある場合は 応募先の指示に従ってください。

履歴書と面接で 話が変わらないようにする

志望動機は 書類を通すためだけの文章ではありません。

面接では、 書いた内容について さらに聞かれる可能性があります。

「なぜIT?」
きっかけを 自分の言葉で説明できる。
「何を勉強してる?」
教材名より 実際に学んだ内容を説明できる。
「なぜこの職種?」
仕事内容を理解して答えられる。
「なぜ弊社?」
求人・事業内容との 具体的な接点がある。
「前職をどう活かす?」
経験を一つ 具体例で話せる。
「将来どうなりたい?」
求人のキャリアと 大きく矛盾していない。

提出前の10秒チェック

✅ ITを目指す理由が書かれている
✅ 今している行動が入っている
✅ 前職経験が一つ入っている
✅ 希望職種が具体的
✅ 応募企業の仕事内容とつながっている
✅ 実際にしていないことを書いていない
✅ 「将来性」だけで終わっていない
✅ 会社名だけ変える文章になっていない
✅ 面接でも説明できる
✅ 読み返して不自然な盛り方がない

志望動機を作る前に 職種が決まっていないなら

無理に文章を書くより、 先に仕事内容を決めた方が 志望動機は作りやすくなります。

IT職をまだ決めていない

未経験IT転職の総合ガイド

自分に合うIT職を知りたい

ITエンジニア適性チェック

プログラミングが苦手

コード少なめIT職7選

よくある質問

未経験ITの志望動機は 何を書けばいい?

ITへ興味を持ったきっかけ、 現在している学習、 前職から活かせる経験、 応募先の仕事内容との接点を 整理すると作りやすくなります。

資格がなくても大丈夫?

志望動機は作れます。 資格の有無だけでなく、 現在学んでいる内容や これまでの経験を具体的に書いてください。

「将来性があるから」はダメ?

それだけでは 応募先との接点が弱くなります。 なぜ自分がその職種を選ぶのか、 今何をしているのかまで足しましょう。

例文をそのまま使っていい?

おすすめできません。 自分の経験、 現在の学習、 応募企業の仕事内容へ 必ず置き換えてください。

勉強していることが何もない場合は?

嘘を書く必要はありません。 まず求人を調べ、 目標職種に必要なIT基礎を 少しでも学び始める方法があります。

転職理由と志望動機は同じ?

完全に同じではありません。 転職理由は なぜ環境を変えたいのか、 志望動機は なぜその仕事・企業を選ぶのか、 という違いがあります。

参考情報・編集方針

志望動機を整理する考え方については、 厚生労働省の マイジョブ・カードで公開されている キャリア・プラン、 自己理解、 企業との接点に関する情報も 参考にしています。

この記事内の例文は 特定企業への内定を保証するものではありません。 応募企業ごとに 仕事内容・求める人物像・応募条件は異なります。 例文はコピーせず、 自分の実際の経験と 応募企業の最新求人情報に合わせて 調整してください。